高血圧
遺伝的要因や環境・後天的要因(食塩の過剰摂取、肥満、加齢)が作用して、血圧調節因子の異常が持続し高血圧をもたらします。本態性高血圧と2次性高血圧があり、2次性高血圧には腎血管性高血圧、内分泌性高血圧(原発性アルドステロン症、クッシング症候群褐色細胞種)睡眠時無呼吸症候群などがあります。
まずは生活習慣の改善が大事で
CHECK
- 減塩:6g以下
- 食事パターン:肉の脂やコレステロールを控え、青魚や野菜をしっかり摂る。
- BMI25未満を維持する。
- 運動:有酸素運動やスクワットなど
- 節酒
- 禁煙
などに努めましょう。
生活習慣改善でも血圧下がらない場合は、適切な降圧薬を服用します。
糖尿病
インスリンの分泌不足や抵抗性により発症します。
最近は若い方も多く、原因として遺伝や体質もありますが、食生活の欧米化、仕事によるストレス、飲酒・喫煙など生活習慣によるものが多いようです。そのため生活習慣の改善として食事療法・運動療法が必要になってきます。
失明・血液透析・下肢切断などの合併症に加え、病歴が浅くても心筋梗塞や脳梗塞のリスクがあります。
適度な食事と運動を継続、お薬の服用で血糖値やヘモグロビンA1Cの数値が低下し安定してくれば、お薬を減らす事も可能です。
当クリニックではどんな食生活や運動が良いのか、わかりやすくご指導致します。
脂質異常症
中性脂肪やLDLコレステロール値の上昇、HDLコレステロール値の低下が見られ、高血圧や糖尿病とともに動脈硬化をきたし、心筋梗塞や脳梗塞のリスクになります。
コレステロールは細胞膜やホルモンの合成に必要ですが多過ぎるとリスクが増えます。コレステロールを多く含む食品を控えたりウォーキングや筋トレをする事で改善可能です。
それでも下がらない場合お薬飲んで頂きます。
サイレントキラー
これらの生活習慣病は、殆ど症状もなく静かに動脈硬化が進んでいきいきなり心筋梗塞や脳卒中を起こすことが知られておりサイレントキラーと呼ばれています。
当クリニックでは血管年齢や頸動脈エコー検査をする事で動脈硬化の程度をチェックし、合併症を未然に防ぐよう努めます。
消化器内科
お腹の痛みやもたれ感、胸焼け、ゲップなどに対し、エコー検査や上部内視鏡検査(胃カメラ)など行っています。当院の胃カメラは鼻から挿入する経鼻ファイバースコープを使います。
経鼻の場合、喉の奥を通らないため吐き気や痛みの苦痛が少なくなってます。経口の場合もスコープが細いため楽に飲めます。
もちろん鎮静下(眠って)の検査も行ってます。殆どの方がカメラ飲んだ事を覚えていない位楽に飲めます。
ピロリ菌の検査や除菌治療もしています。
睡眠時無呼吸症候群
無呼吸とは、10秒以上呼吸が止まってしまう事を言います。
睡眠中にこの無呼吸が、1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上ある状態を、睡眠時無呼吸症候群と言います。
以前は肥満やいびきをかく方がなる、と言われていましたが、最近では生活習慣病との関連も指摘されています。
CHECK
- 肥満
- 扁桃腺が大きい
- 下顎が小さい
- 上向きでの睡眠
- 鼻詰まり
- 加齢
- アルコール
などです。
昼間の強烈な眠気や、交通事故の原因、仕事の能率低下などに結びつきます。
一晩自宅で簡単な機械を着ける検査です。
鼻CPAP(持続気道陽圧療法)の対応可能です。
肥満症
ストレス、生活の乱れ、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、などにより肥満症になります。まずは生活習慣の改善ですが、患者さん1人1人原因も違うのでお話をしっかりお聞きして、その方に合うアドバイスやお薬を処方します。
お薬は基本漢方薬になります。
ゆるやかな糖質制限やスクワットなどの運動をお勧めします。
お茶碗1杯のご飯に、角砂糖23個!と言うと皆さん驚かれます。
一日ご飯2杯で、一ヶ月角砂糖約1400個です!
炭水化物は必要ですが、食べ過ぎは良くないですね。