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■モロッコの概要■



モロッコはアフリカ大陸の北西端に位置し、北は地中海、西は大西洋に面している。東はアルジェリア、南はモーリタニアと国境を接し、ジブラルタル海峡をはさんだヨーロッパまでは約14km。日本からの距離は直線にして約15,000km。緯度的には日本の九州から台湾南部までに相当する。
この地方はマグレブと呼ばれるが、マグレブとは「日の没する大地」の意。「日の出ずる国」と称される日本と対照的だ。
国土は山地、高原、平野、砂漠の4つの地形に大別される。国の北部(タンジェ、テトゥアン、アルホセイマ等)はリフ山脈(Rif)が地中海にまでせまり、山と海が絶景を織り成している。リフ山脈とアトラス山脈に挟まれた地域(フェズ、メクネス等)はなだらかな丘が続き、モロッコの穀倉地帯となっている。
大西洋岸は平野が続くが、南下するに従い砂漠が広がる。国のほぼ中央に中アトラス(Moyen Atlas)、高アトラス(Haut Atlas)、アンチ・アトラ ス(Anti Atlas)の3つのアトラス山脈が横たわり、高アトラスにはモロッコの最高峰ツブカル山(Toubkal)(標高4,167m)がそびえる。アトラス山脈の南はサハラ砂漠。
モロッコには世界遺産が7か所ある。古都メクネス、アイト・ベン・ハッドウ、ヴォルビリス、マラケッシュのメディナ、ティトゥアンのメディナ、フェズ・エル・バリ、エッサウィラのメディナ等旧市街がそのまま世界遺産になっているものが多い。
■地形■面積 710,850km2(日本の約1.9倍)
■時差■ 日本より9時間遅れ
■人口■ 人口:約2,500万人(日本の約1/4)
■政治■ 父ハッサン二世の後を継いだシディ・モハメド国王を元首とする立憲君主国家。
 議会は一院制国民議会。議員数は333名。任期は6年で、議員の2/3は一般の直接選挙で選ばれ、残りの1/3は市会や地方議会の議員、職業別議会、および賃金労働者の代表による間接選挙により選出される。
■民族■ 総人口の約60%は先住民族のベルベル人が占め、残りはアラブ人
■宗教■ イスラム教(スンニー派)を国教とする
■言語■ 公用語はアラビア語。フランス語のほか、英語やスペイン語も都市部や若い世代に通じる
■首都■ ラバト
■通貨■ 紙幣 DH(ディラハム)、1DHは11.7円、(20DH/50DH/100DH/200DH)
硬貨 C(サンチームC) 1DHは100C (5C/10C/20C/50C、1DH/2DH/5DH/10DH)
■気候■ 1年を通じて四季があるが、地域によってさまざまな特徴が見られる。
北部の地中海沿岸は、夏は暑いが年間を通じて温暖で過ごしやすい。冬は比較的雨が多い。
大西洋岸は、一年を通じて晴天の日が多く温暖で、雨が少ない。
内陸の高原は、夏の日中は40度を超えるが、乾燥しているので朝夕はしのぎやすい。
山脈地帯は、冬は雪が降り、気温は氷点下になる。
サハラ砂漠は、雨はほとんど降らず、夏は高温で冬でも暖かいが、朝夕の気温差が大きい。


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